Baseline
Requirements発効に伴う認証プロセス変更に関するお知らせ
2012年5月31日
GeoTrust
ジオトラスト社は
Baseline Requirements発効に伴い、認証プロセスの変更を行ないます。
■変更理由
2011年11月22日、世界中の認証局(CA)および
ブラウザ業界団体の討論会である CA Browser
Forumにて 認証局の運用・SS証明書の仕様・認証などのガイドラインを定義するBaseline
Requirementが採択され、2011年12月14日に公開されました。
ジオトラスト社は このガイドラインに従い、認証プロセ
スの変更を行ないます。
Baseline Requirement V1.0
1.
ドメイン名使用権確認方法の変更
■対象
2012年7月1日以降に新規や更新で発行される以下SSL証明書サービス。
・True BusinessID
・True BusinessID Wildcard
・True Site Identity Seal
■変更内容
対象のSSLサーバ証明書の申請時に、申請団体とWHOIS上のドメイン名所有者
(Registrant)が同一でない場合、以下のいずれかの方法により、ジオトラスト社がドメイン名使用権の有無を確認します。
*ドメイン名登録者(WHOIS記載の”所有者:Registrant”または、”管理担当者:Administrative”または、”技術担当者:
Technical”の連絡先)へEメールを用いて確認。
*ドメイン名の前に以下の文字列を付けたメールアドレスへEメールを用いて確認。
admin@
administrator@
webmaster@
hostmaster@
postmaster@
*Eメールでの確認ができない場合は、ドメイン名所有者への連絡およびドメイン名所有者による書類の提出。
2.
CSR情報と第三者データベース情報の一致
■対象
2012年7月1日以降に新規や更新で発行される以下SSL証明書サービス。
・True BusinessID
・True BusinessID Wildcard
■変更内容
対象のSSLサーバ証明書の申請時に提出されるCSRの市区町村名
(Locality)、都道府県名 (State)、国名
(Country)には、第三者データベースに登録された住所を指定する必要が有ります。上記に記載のない住所を指定する場合は、
ドメイン名所有者への連絡およびドメイン名所有者による書類の提出が必要となります。
3.
認証における電話確認の追加
■対象
2012年7月1日以降に新規や更新で発行される以下SSL証明書サービス。
・True BusinessID
・True BusinessID Wildcard
■変更内容
対象のSSLサーバ証明書の認証に、申請責任者への電話確認を追加いたします。
4.
Organizational Unitのセキュリティチェック
■対象
2012年7月1日以降に新規や更新で発行される以下SSL証明書サービス。
・True
BusinessID
・True BusinessID Wildcard
・QuickSSL Premium
・QuickSSL
・RapidSSL
・RapidSSL Wildcard
■変更内容
SSLサーバ証明書の申請時に指定するCSRの部門名(Organizational
Unit:以下OU)に第三者データベースで管理される商号または屋号が完全一致した場合、使用権を確認します。この使用権を確認できない場合、当該OU
でのサーバ証明書は発行できません。
GeoTrust
とは
SSL証明書、暗号化技術と第
三者認証サービスにおける、全世界シェア第二位のリーディングブランドです。
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